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JUDY AND MARY「Over Drive」のベースがすごい!TAB譜・弾き方・音作りを解説

JUDY AND MARYの代表曲のひとつ**「Over Drive」**。

明るく爽やかなメロディーとYUKIの個性的なボーカルが印象的な楽曲ですが、ベースを弾いている人にはぜひ一度、

ベースだけを意識して聴いてほしい一曲です。

ベースを担当しているのは恩田快人。

改めてベースラインを追いかけてみると、

「こんなに動いていたの?」

と思うほど、細かなフレーズが入っています。

それでもボーカルやギターを邪魔せず、「Over Drive」特有の爽快感と疾走感をさらに強くしているところが面白いポイントです。

今回は「Over Drive」のベースについて、

  • ベースラインの特徴
  • Bass TAB・楽譜
  • ベースの難易度
  • コピーするときのポイント
  • ベース音の特徴
  • 音作り

を、ベーシスト目線で紹介していきます。

JUDY AND MARY「Over Drive」とは?

「Over Drive」は、JUDY AND MARYを代表する楽曲のひとつです。

JUDY AND MARYというと、

  • YUKIの個性的なボーカル
  • TAKUYAの特徴的なギター
  • キャッチーなメロディー
  • 疾走感のあるバンドサウンド

に耳が向きやすいと思います。

しかし、ベースを意識して聴いてみると印象がかなり変わります。

特に「Over Drive」では、

ベースが曲の下を支えるだけではなく、もう一つのメロディーのように動いている

のが大きな魅力です。

「Over Drive」のベースは想像以上によく動く

この曲のベースを聴いて最初に感じるのが、

とにかくベースがよく動く

ということです。

ロックのベースというと、コードの一番下の音を8分音符で刻みながら曲を支えるイメージを持っている人もいると思います。

もちろん「Over Drive」にも、低音でバンドを支える役割があります。

しかし、それだけではありません。

コードから次のコードへ移る途中に細かな音を入れたり、歌の隙間でフレーズを作ったりと、かなりメロディアスに動いています。

ベースだけを追いかけて聴いても楽しめる。

ここが恩田快人のベースの面白いところです。

動いているのにボーカルを邪魔しない

ベースラインは、たくさん動けば必ずかっこよくなるわけではありません。

音を入れすぎれば、

  • ボーカルとぶつかる
  • ギターとぶつかる
  • 曲全体がゴチャゴチャする

ということもあります。

ところが「Over Drive」は、ベースの音数が多いにもかかわらず、YUKIのボーカルがしっかり前に聞こえます。

ここはベースを弾く人にとってかなり参考になるポイントです。

大切なのは「どこで動くか」

重要なのは、

どこで動くのか。

そして、

どこではシンプルにするのか。

というバランスです。

TAB譜の数字をそのまま暗記するだけではなく、

「なぜここでこのフレーズを入れているんだろう?」

と考えながらコピーすると、自分でベースラインを作るときにも役立ちます。

「Over Drive」のBass TAB・楽譜

実際に「Over Drive」のベースをコピーしたい方向けに、Bass TAB付きの演奏動画を作成しました。

TAB譜を見ながら、ベースラインを確認できます。

「Over Drive」は細かな動きが多いため、最初から原曲だけを聴いて耳コピーするのは少し大変かもしれません。

おすすめは、

① まずTAB譜で音を確認する

最初に「どの場所を弾いているのか」を確認します。

② 原曲を聴いてニュアンスを確認する

音を覚えたら、実際の演奏を聴きながら、

  • 音をどのくらい伸ばしているか
  • どこで短く切っているか
  • どの音を強く弾いているか
  • どこで力を抜いているか

を確認します。

TAB譜+実際の音

の両方を使うことで、より原曲らしい演奏に近づけます。

「Over Drive」のベース難易度は?

個人的な目安では、

難易度:★★☆☆☆〜★★★☆☆

初級~中級程度だと思います。

特殊な奏法が延々と続くような曲ではありません。

ただし、初心者がいきなり原曲のテンポで弾こうとすると、かなり忙しく感じるはずです。

難しく感じるポイント

  • テンポが速い
  • ベースの音数が多い
  • 左手の移動が多い
  • 細かなフレーズが多い
  • リズムを崩さず弾く必要がある
  • 一曲を通して演奏すると意外と忙しい

一つ一つのフレーズなら弾けても、

最初から最後まで安定して演奏する

となると難易度が上がります。

最初から原曲の速さで弾かない

「Over Drive」は勢いのある曲なので、最初から原曲に合わせて弾きたくなります。

しかし、速い曲ほどゆっくり練習した方が結果的に早く上達します。

最初はテンポを少し落として、

  • 左手が正しい位置へ移動できているか
  • 右手と左手のタイミングが合っているか
  • 不要な弦が鳴っていないか
  • 音量がバラバラになっていないか

を確認します。

安定してきたら、少しずつテンポを上げていきましょう。

最終的には、

原曲のテンポでも力まず弾ける状態

を目指します。

動くフレーズは2〜4小節ずつ練習する

細かなベースラインを覚えるときは、

短い範囲に区切って練習する

のがおすすめです。

① まず2小節を練習

② 次の2小節を練習

③ 4小節をつなげる

という方法です。

最初からAメロ全部を完璧にする必要はありません。

恩田快人のように動きの多いベースラインでは、

短いフレーズを確実に弾けるようにしてから次へ進む

方が覚えやすいです。

音を全部弾くよりリズムを優先する

「Over Drive」を練習していると、

「TAB譜に書いてある音を全部弾かなければ」

と考えてしまうことがあります。

しかし、音を追うことに集中しすぎてリズムが崩れてしまっては意味がありません。

ベースで最初に大切なのは、

曲のリズムを支えることです。

難しいフレーズがある場合は、一度少しシンプルにしても構いません。

まずリズムを安定させる。

その後で細かな音を追加する。

この順番の方が、結果的に原曲らしい演奏へ近づきます。

ドラムと一緒に聴くとさらに分かりやすい

「Over Drive」のベースをコピーするときは、ベースだけでなくドラムも一緒に聴いてみてください。

特に意識したいのが、

バスドラムとベースの関係です。

ベースとドラムが同時に鳴る場所。

ベースだけが動く場所。

ドラムがフィルを入れる場所。

こうした部分を意識すると、ベースラインの意味がかなり分かりやすくなります。

TAB譜の数字を覚えるだけではなく、バンド全体の中でベースが何をしているのかを見る。

これもコピーするときの重要なポイントです。

「Over Drive」のベース音を聴いてみる

もう一つ注目してほしいのが、

実際に鳴っているベースの音です。

普段「Over Drive」を聴いていると、YUKIのボーカルやギターに耳が向きやすく、ベースの細かな動きまでは分かりにくいかもしれません。

そこで、ベースや低音域を聞き取りやすくしたBass Boosted動画も作成しました。

イヤホンやヘッドホンで聴くと、

「こんなにベースが動いていたのか」

と感じる部分もあると思います。

TAB動画とBass Boosted動画を使い分ける

今回の2本の動画は、それぞれ役割が違います。

Bass TAB動画

「何を弾いているのか」を確認する動画

音程やポジションを確認するときに使います。

Bass Boosted動画

「実際にどのように鳴っているのか」を確認する動画

音の長さ、強弱、ベースの存在感などを確認できます。

この2つを合わせて使うことで、コピーの精度を上げやすくなります。

「Over Drive」のベース音作り

この曲を自分で演奏するときは、

低音だけを強くしすぎない

ことをおすすめします。

ベースだからといって低音を大量に上げると、細かなベースラインが逆に聞こえにくくなることがあります。

「Over Drive」のようにベースがよく動く曲では、

一音一音の輪郭が分かる音

を狙いたいところです。

音作りの目安

  • 低音: 出しすぎない
  • 中音域: しっかり残す
  • 高音域: 弦のアタックが分かる程度
  • コンプレッサー: 軽め
  • 歪み: 控えめ

まずはこの方向から調整すると作りやすいと思います。

中音域を消しすぎない

ベースの音作りでかなり重要なのが、

中音域です。

低音を上げると、一人で弾いているときには迫力があります。

しかし、ギターやドラムと一緒に鳴らした瞬間、

「ベースがどこにいるのか分からない」

という状態になることがあります。

特に「Over Drive」のように細かなフレーズが多い曲では、中音域をある程度残した方が一音一音の動きが分かりやすくなります。

大切なのは、

一人で弾いたときに気持ちいい音ではなく、バンドの中できちんと聞こえる音を作ること。

です。

コンプレッサーを軽く使うのもおすすめ

動きの多いベースラインでは、音量がバラバラになりやすくなります。

そんなときは、コンプレッサーを軽く使うと演奏をまとめやすくなります。

例えば、

  • 強く弾いた音だけ飛び出す
  • 細かな音だけ小さくなる
  • フレーズによって音量差が大きい

という場合です。

ただし、強くかけすぎる必要はありません。

「少し音量を整える」程度

から始めるのがおすすめです。

「Over Drive」はベースライン作りの勉強にもなる

「Over Drive」をコピーするメリットは、一曲弾けるようになることだけではありません。

自分でベースラインを作る人にも参考になる曲です。

例えば、

  • コードが変わる直前に何を弾いているのか
  • ボーカルが伸ばしている場所でどう動いているのか
  • どこで音数を減らしているのか
  • どのように次のコードへつないでいるのか

こうした部分を分析していくと、

「動くベースライン」の作り方

が少しずつ見えてきます。

TAB譜を暗記するだけではなく、

「なぜこの音を弾いているのか?」

まで考えてみると、コピーが作曲やアレンジの勉強にもなります。

Nirvana「Breed」と比較するとさらに面白い

前回の記事では、Nirvana「Breed」のベースについて紹介しました。

「Breed」は比較的シンプルなベースラインを、強いピッキングや音色、リズムでかっこよく聞かせるタイプです。

一方で「Over Drive」は、

細かく動くことで曲の流れを作るタイプのベース

と言えると思います。

同じロックでも、ベースの考え方はかなり違います。

この2曲を続けて聴いたりコピーしたりすると、

音数が少なくてもかっこいいベース

と、

たくさん動いても歌を邪魔しないベース

の両方を体感できます。

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「Over Drive」はベース練習曲としてもおすすめ

「Over Drive」は、ある程度ベースに慣れてきた人の練習曲としてもおすすめです。

この一曲の中で、

  • リズムキープ
  • ポジション移動
  • 動くベースライン
  • 音の長さ
  • ミュート
  • ドラムとの合わせ方
  • 音作り

などをまとめて練習できます。

派手な特殊奏法を覚えるというより、

普段のベース演奏そのものを上達させるための要素

がたくさん入っています。

まとめ|「Over Drive」はベースを聴くとさらに面白い

JUDY AND MARY「Over Drive」は、明るくキャッチーなメロディーと疾走感が魅力の楽曲です。

しかし、ベースを意識して聴いてみると、また違った魅力が見えてきます。

恩田快人のベースには、

  • よく動く
  • メロディアス
  • 歌を邪魔しない
  • ドラムと一緒に曲を前へ押す
  • 細かなフレーズが自然に曲へ溶け込んでいる

という特徴があります。

TAB譜を見ると、

「意外と忙しいな」

と感じるかもしれません。

しかし、一つずつフレーズを覚えていくと、ベースラインがどのように作られているのかも少しずつ見えてきます。

そして「Over Drive」をコピーするときは、

正しい音を弾くことだけをゴールにしない

ことも大切です。

音の長さ。
リズム。
ドラムとのタイミング。
ベースの音色。

ここまで意識すると、「Over Drive」のベースはさらに面白くなります。

Bass TAB動画とBass Boosted動画も参考にしながら、ぜひ「Over Drive」のベースに挑戦してみてください。

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